「専門家の友人」を手に入れて下さい!
はじめに
唐突に申し上げますが、我々は税理士事務所というものを、こう捉えています。
経営者・事業主にとって、「専門家の友人」であるべき存在だと。
経営者・事業主という存在は、大変孤独です。
大きな喜びや対価を得ることも多いですが、同時に、他の誰にも負わせられない責任や義務を抱えています。
これは、我々がお付き合いさせて頂く医業関連の方にも、同じことが言えます。
むしろ、勤務医から開業されるドクターや、現場から独立・開業される介護事業、福祉事業関連の方々など、この「孤独」といった感情に悩まれる方は多数いらっしゃいます。
勤務医から開業されると、これまでの医療に専念していた「ドクター」という立場から、いきなり「一人の経営者・事業主」でもあるという存在になります。
お金の問題、人事の問題、患者さんとのトラブル、、全て、最終責任者は自分です。
また、
「先日まで同じ職場で働いていた介護現場の同僚達と一緒に独立し、一応自分が経営者ということになった。」
「・・すると、急に関係性をどうしていいのか分からなくなってしまって困っている。」
というような、介護事業関連の経営者さんのお話も、よく聞きます。
そういった際、スタッフの方にはなかなか相談できませんし、ご家族でも経営についてまで話し合える方というのは、稀です。
特に後者の場合などは、これまで相談出来ていた同僚が、いきなり立場が変わって同じ目線での話が出来なくなるという、精神的にも辛い状況になります。
そんな時、「専門家の友人」として我々を捉え、お付き合いして欲しい・・ということなんです。
税理士事務所は、職業柄、かなりプライベートな部分まで教えて頂くことがあります。
また、税務等の数字については当然ながら、専門家です。
経営についても、幾人もの開業ドクター・経営者の方々に寄り添って来ていますから、実地での経験から出来るアドバイスは、実際かなりあります。
つまり、顧問先の皆様について、言いようによっては「誰よりも知っている存在」なはずです。
立ち上げの時期だけでなく、何年経っても経営上の問題やご家族の問題など、誰にも相談出来ない事が出てきます。
そんな時、ご家族にも相談出来ないことを話せるのが、「専門家の友人」である我々だ・・ということなんです。
年末調整や確定申告などにより、ご家族構成やその年収まで把握しており、経営上の数字を見せて頂くことで患者さんや利用者さんの数・大体の単価、取引のある業者さん、人事問題まで知っていて、さらに事例を数多く蓄積している。
それはもう本来、かっこうの相談相手だと思います。
そして、それをもう一歩進めて、我々から色々なことに気づき、ご提案をさせて頂く関係性こそが、目指すべき場所だと思っています。
我々は、本当の意味で「経営パートナー」となるべく、優遇税制や補助金・助成金、クラウドファンディング等の新しい資金調達方法など、何かお役に立てる情報はないか、いつもアンテナを張っています。
役立ちそうな研修には、遠方であっても出向きますし、必要と感じ、提携している機関・グループもあります。
これらは全て、顧問先の皆様からご相談頂いた際や、何らかの気付きがあった際に役立てる為に、或いはその何かに気づく為、おこなっているものです。
そこで、「専門家の友人」です。
ビジネスライクなお付き合いでは、契約書で決められた内容にそって業務をこなすようになってしまいますので、なかなか業務以上のところまで興味が持てません。
但し、これが「友人」であればどうでしょうか?
例えば、単純な世間話をしていても、「あ!」と思うことがあるはずです。
ドクターであれば、「それ、一応診てもらった方がいいよ。」とアドバイスされた経験なども、おありではないでしょうか。
我々も、可能であれば「あんなのがありますよ!」「こんなの見つけましたよ!」と、こちらからどんどんご提案させて頂きたいと思っています。
但し、ビジネスライクなお付き合いでは、事なかれ主義に陥ってしまうところが否めません。
新しいことは物凄い勢いで出てきますし、数日前まで使えた助成金がもう使えなくなった・・というような事も、よく起こります。
余計な提案をして、もし間違っていたり、それが原因で悪い方に行ってしまったら?・・と思うと、「何もしない方がいい」となってしまうのも、ビジネスとしては一つのあり方なのかもしれません。
ですが、我々はそういうスタンスでは居りません。
もし友人であれば、「間違っているかもしれないけれど、ギリギリまで調べて、一緒に納得いくまで検討しよう。」「現状を打開する為に、どこまでリスクを負えるか、意見を出し合おう。」といった提案が出来るはずです。
つまり、それぐらい腹を割ってご相談しあえる間柄になりたい・・というのが、我々の願いです。
これは、一方的な気持ちだけでは実現しません。
是非、我々と「仲良く」なって下さい。
ビジネスとして、対価に対して責任のあるお仕事を基本にしつつも、それを超えていけるお付き合いをさせて頂きたいと思っています。
経営・事業のスタートから成長期・安定期・苦しい時期・事業承継、、そして相続に至るまで、我々がサポート出来るタイミングは無限にあります。
医業・介護関連事業は、診療・治療・介護といった、そのもの自体が命や人の幸せを左右するほどの影響力を持つ事業です。
その分、抱えるストレスや責任の大きさに、その他の事へ時間や気持ちを割くことが非常に難しくなる事が多い事業だと言えます。
多くの方々が、不安と孤独の中、言わば我々を助けてくれる事業に取り組んでいらっしゃいます。
是非、些細な事でも言い合えるような、一見無駄な事でも一緒にトライできるような、「専門家の友人」を手に入れて下さい。
いきなり長文で申し訳ありません。
ここから、サービスの具体的な内容について、皆様のご状況別にリンクを貼ってあります。
当てはまるところで、ご確認下さい。
但し、これらはあくまで項目のピックアップに過ぎません。
この基本業務を通じて、価値のある支援をさせて頂けることを目指しています。
※あまりに長文になってしまいましたので、まだ申し上げ足りない部分について、「無料相談会」の次、「もう少しお話させてください」に記載があります。もし余力のある方がいらっしゃいましたら、ご一読下さいませ。。。
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もう少しお話させて下さい
ここまで読んで頂いて今更ですが、甲南会計事務所の医業用HPを訪れて下さいまして、ありがとうございます。
我々は、神戸元町の地で30年以上もの間、税理士事務所を開業しております。
時代は巡り、誕生を一緒に祝った社長のご子息やご令嬢が、今は新しい社長になって関係が続く・・といったような、嬉しいお付き合いをさせて頂くこともあります。
多くの企業に寄り添い、経営のサポートをさせて頂いた立場として実感するのは、いつの時代もどの業種でも、経営というものは、なかなか一筋縄ではいかないという事です。
昭和58年の創業ですので、いわゆるバブル期への突入・崩壊やリーマンショックといった大きな経済変動を、顧問先の皆様と乗り越えて参りました。
ある時期が良くても、暴風のような向かい風と立ち向かわなければならない時を、何度も経営者の方と一緒に経験して参りました。
また、経営自体が安定しているにも関わらず、不正問題やご家族との関係性等で苦しむようなケースもあります。
先ほどはうまくいっている例を挙げましたが、事業承継が思うように進まず、企業が衰退してしまうような例も、やはり存在します。
また弊所自体も、ひとつの企業体として、先に挙げましたような様々な苦難を経験致しました。
そんな中、今尚、寄り添い続けることを許されている顧問先の皆様が多数いらっしゃるということに、日々感謝しております。
まずは、皆様の事業自体が存続しない事には、我々がいかにサービスをご提供しようとも、お付き合いは続かない訳ですから。
寄り添い、共に乗り越えてきたという自負はあるものの、やはり経営者・事業主の皆様には頭が下がります。
また、その中で常に弊所とのお付き合いを選んで下さっていることに、大変嬉しくも身の引き締まる思いです。
冒頭で何度も申し上げました「専門家の友人」という言葉ですが、これは弊所の歴史から培った「存在意義」のようなものです。
税理士に求められる業務というものも、随分変わって参りました。
今のように会計ソフトが発達する以前は、全て手書きで帳簿をつけた訳ですから、いわゆる記帳代行というものが、きちんとした仕事になっていました。
何百ページという紙に、全てそろばん計算をしながら残高を合わせて記帳し、合うべきところの数字が全て合っている・・というのは、なかなか一般の方には難しかったからです。
しかし今では、どなたでも簡単に、データ上で帳簿を作成することが出来ます。
クラウド上で、ネットバンクから自動で情報を読み込み、預金の出納帳などはほぼ何もせず、ある程度まで作成出来るようなシステムも登場しています。
税理士にしか出来ない業務として、税務代理申告がありますが、これもそのうち納税者自身が「Yes」「No」で入力すれば申告書が出来上がるソフトが登場するのだと思います。
「代理」の必要がなくなる訳です。
このように、税理士に求められる仕事は、時代と共に変遷していきます。
弊所でも、時代が流れる中で、色々な形を経て参りました。
そして、確信に至ったことがあります。
税理士事務所としての本分は、「支援」なのだということです。
30数年の歴史の中で、今もいいお付き合いが続いている顧問先の皆様とは、やはり「専門家の友人」と呼べるようなご支援をさせて頂ける関係でした。
苦しい時は一緒に事業展開を考え、必要な資金の調達方法や人事問題、経費削減に至るまで、必死に情報を集め、経験と知恵と、時には人脈を駆使してご相談・ご支援させて頂いてきた方々ばかりです。
色々な業務形態・内容を経た中で、真摯にご支援させて頂ける仲でいられた方々が、多数残って下さっていること。
それが、答えなのだと思います。
そして、そのご支援に付随する素晴らしい現象としては、そういったご支援をする事が出来る職員が育ち・残ってくれているという事です。
ほぼ四半世紀、弊所で働いてくれている職員までいます。
現在、顧問先の皆様と直接お会いし、密にお付き合いさせて頂く職員は、30代から50代までおり、実績・経験と行動力や柔軟性がうまく混ざり合った状態にあります。
非常に速く、激しい時代の流れですが、これまで培ったノウハウや精神性を軸に、いち早く必要な・かつ柔軟な情報をご提供し、皆様にとって「専門家の友人」として存在し続けることを目標としつつ、そうあれる事を確信しています。
最後になりましたが、弊所の職員には、いわゆる「会計事務所職員」といったイメージの、「固い」人間はおりません。
HPの写真でもお分かり頂けるかと思いますが、皆、人間的にも魅力たっぷりの人物ばかりです。
そこも、「友人として」お付き合い頂き易い点ではないかと思っております。
この長文を最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。
「ちょっと興味が出たので、飲みに行かないか?」といったようなことでも結構です。
どうぞお気軽にお問い合わせ頂けましたら、幸いです。
TEL 078−242−2357 FAX 078−242−2375
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